『流れ行く歴史の動力（ながれゆくれきしのどうりょく）』

諸君、私は二ツの道と題して置きましたが、二ツの道とは何であるか、それはこの社会、世の中の進歩に就て確かに二ツの道があるというのであります。社会の種々なる現象は絶えず動いており、その流転し動揺し行くのが即ち歴史であるが、この流転動揺は如何にし …

著者	津田左右吉
ジャンル	歴史 > 日本史 > 日本史
初出	「青年雄辯　五ノ二」1920（大正9）年2月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約10分（500文字/分）
朗読目安時間	約17分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

如何（なん） 何（いず） 彼（かの） 尤（もっとも） 考（かんがえ） 殆（ほと） 異（こと） 如此（かくのごと） 反之（これにはんして） 而（しか） 頗（すこぶ） 盛（さかん） 見様（みよう） 鞏固（きょうこ） 然（しか） 無聊（ぶりょう） 乃至（ないし） 此処（ここ） 来（きた） 斯（か） 所以（ゆえん） 恰（あたか） 徒（いたず） 彼（か） 寧（むし） 如何（いか） 其処（そこ） 偏頗（へんぱ） 何（ど）