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『掃除当番』
ふりがな文庫
『
掃除当番
(
そうじとうばん
)
』
びつくりするほど冷たい井戸水を、ザブ/\と二つのバケツに一ぱい汲むと、元気な槇君はそれを両手にさげて、廊下から階段を登つて、トツトと自分の教室へ帰つて来ました。 すると、だしぬけに、四五人の掃除当番の者が、口々にかう叫びました。 「おい君、 …
著者
槙本楠郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「教育論叢」1933(昭和8)年7月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
滴
(
しづく
)
恰好
(
かつこう
)
出
(
い
)
水村
(
みづむら
)
北川
(
きたがは
)
唾
(
つばき
)
誰
(
だれ
)
見廻
(
みまは
)
機嫌
(
きげん
)
鼠
(
ねずみ
)
隅
(
すみ
)
迄
(
まで
)
給
(
たま
)
眼
(
め
)
濡
(
ぬ
)
泥棒
(
どろぼう
)
汲
(
く
)
下田
(
しもだ
)
槇
(
まき
)
暫
(
しばら
)
掴
(
つか
)
拭
(
ふ
)
呟
(
つぶや
)
叱
(
しか
)
云
(
い
)