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『つづれさせ』
ふりがな文庫
『
つづれさせ
(
)
』
お祖母さんは、あかりの下に針箱をおき、お仕事をなさっていました。そのうち、押し入れから行李を出し、なにか、おさがしになりました。 「おばあさん、なにをなさるの?」と、武ちゃんはいいました。 「つづれさせが鳴くから、うかうかしていられません。 …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
出
(
だ
)
夜
(
よる
)
月夜
(
つきよ
)
黒
(
くろ
)
鳴
(
な
)
長
(
なが
)
針箱
(
はりばこ
)
遠
(
とお
)
行李
(
こうり
)
葉
(
は
)
聞
(
き
)
答
(
こた
)
窓
(
まど
)
祖母
(
ばあ
)
武
(
たけ
)
下
(
した
)
昔
(
むかし
)
押
(
お
)
寒
(
さむ
)
声
(
こえ
)
前
(
まえ
)
冬
(
ふゆ
)
入
(
い
)
仕度
(
したく
)
仕事
(
しごと
)
人
(
ひと
)