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『虫の声』
ふりがな文庫
『
虫の声
(
むしのこえ
)
』
東京の町に生れて、そして幾十年といふ長い月日をこゝに送つた………。 今日まで日々の生活について、何のめづらしさをも懷しさをも感じさせなかつた物の音や物の色が、月日の過ぎゆくうちにいつともなく一ツ一ツ消去つて、遂に二度とふたゝび見ることも聞く …
著者
永井荷風
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
周圍
(
まわり
)
柔
(
やはらか
)
驟雨
(
ゆふだち
)
萎
(
しを
)
石蕗
(
つは
)
一時
(
ひとしきり
)
喧
(
かしま
)
忙
(
せは
)
往來
(
ゆきゝ
)
調
(
しらべ
)
時鳥
(
ほとゝぎす
)
蟋蟀
(
こほろぎ
)
此方
(
こなた
)
蒸暑
(
むしあつさ
)
生命
(
せいめい
)
翌日
(
あくるひ
)
門
(
かど
)
蟷螂
(
かまきり
)
蜻蜓
(
とんぼ
)
母指
(
おやゆび
)
生命
(
いのち
)
火影
(
ほかげ
)
最中
(
もなか
)
時雨
(
しぐれ
)
昨夜
(
ゆうべ
)
戰
(
そよ
)
初音
(
はつね
)
題名が同じ作品
虫の声
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)