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『山の秋』
ふりがな文庫
『
山の秋
(
やまのあき
)
』
山の秋は旧盆のころからはじまる。 カッコーやホトトギスは七月中旬になるともう鳴かなくなり、何となく夏らしい勢が山野に見えなくなってしまい、たんぼの稲穂がそろそろ七月末にはきざしてくる。稲穂の育ってくる頃、山や野にツナギという恐ろしいアブが雲 …
著者
高村光太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約15分(500文字/分)
朗読目安時間
約25分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
南瓜
(
カボチャ
)
稲架
(
はぜ
)
緒口
(
ちょこ
)
畔
(
あぜ
)
点綴
(
てんてい
)
敵
(
かな
)
牙
(
きば
)
錦
(
にしき
)
醗酵
(
はっこう
)
西瓜
(
すいか
)
蕾
(
つぼみ
)
蔓草
(
つるくさ
)
荳科
(
まめか
)
茸
(
きのこ
)
喧嘩
(
けんか
)
塵
(
ちり
)
孔
(
あな
)
田頭
(
たがしら
)
巴里
(
パリ
)
燐光
(
りんこう
)
焼酎
(
しょうちゅう
)
伐
(
き
)
楓
(
かえで
)
椎茸
(
しいたけ
)
本家
(
ほんけ
)
日和
(
ひより
)
山麓
(
さんろく
)
愛嬌
(
あいきょう
)
忽
(
たちま
)