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『朝の風』
ふりがな文庫
『
朝の風
(
あさのかぜ
)
』
そのあたりには、明治時代から赤煉瓦の高塀がとりまわされていて、独特な東京の町の一隅の空気をかたちづくっていた。 本郷というと、お七が火をつけた寺などもあるのだが全体の感じは明るい。それが巣鴨となると、つい隣りだのに、からりとした感じは何とな …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「日本評論」1940(昭和15)年11月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約32分(500文字/分)
朗読目安時間
約53分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
泥濘
(
ぬか
)
布
(
きれ
)
褪
(
さ
)
樒
(
しきび
)
黒子
(
ほくろ
)
俎板
(
まないた
)
雀斑
(
そばかす
)
陽向
(
ひなた
)
赭土
(
あかつち
)
諧謔
(
かいぎゃく
)
襤褸
(
ぼろ
)
蝙蝠
(
こうもり
)
笊
(
ざる
)
窖
(
あなぐら
)
石菖
(
せきしょう
)
盥
(
たらい
)
果
(
はて
)
木犀
(
もくせい
)
擡
(
もた
)
愈々
(
いよいよ
)
庇合
(
ひあわ
)
岐
(
わか
)
寥
(
さび
)
団欒
(
だんらん
)
団扇
(
うちわ
)
嗚咽
(
おえつ
)