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陽向
ふりがな文庫
“陽向”の読み方と例文
読み方
割合
ひなた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひなた
(逆引き)
いずれ親譲りがある筈だった財産というのも、近頃親の
年齢甲斐
(
としがい
)
もない道楽で、
陽向
(
ひなた
)
に出した氷のようにズンズン融けてゆくという話である。
雷
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
お母さんは自転車を洗い終ると、店先きの
陽向
(
ひなた
)
に干して、おじさんに茶を入れて出しました。
蛙
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
奥いっぱいにひろげられた裁ち板の前で歯入れやの神さんは、大柄で体に或る権威を湛えながら、対手をしている。爺さんが軒下に立って冬の
陽向
(
ひなた
)
で腰をのしているときの顔にも微かに油気がついた。
朝の風
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
陽向(ひなた)の例文をもっと
(4作品)
見る
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
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