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陽脚
ふりがな文庫
“陽脚”の読み方と例文
読み方
割合
ひあし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひあし
(逆引き)
私たちはいつもヴェランダの椅子にかけて、朝から晩まで、移り変る
陽脚
(
ひあし
)
と、それに応じて色を
更
(
か
)
える海の相とを眺めて暮らした。
踊る地平線:12 海のモザイク
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
秀吉は、
呵々
(
かか
)
と笑い捨てて、早や
飛鞭
(
ひべん
)
遠くを指していた。疾駆する馬の背から、折々
陽脚
(
ひあし
)
を仰いだ。刻々の寸時も惜しまれているらしい。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
太陽はだいぶ西に傾いて、淡い
陽脚
(
ひあし
)
を斜めに投げだしていた。緑の新芽は思い思いの希望を抱き、
榾火
(
ほだび
)
はとっぷりと白い灰の中に埋もれていた。
緑の芽
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
陽脚(ひあし)の例文をもっと
(12作品)
見る
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
脚
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
“陽”で始まる語句
陽
陽炎
陽気
陽光
陽氣
陽溜
陽焦
陽火
陽射
陽暦
“陽脚”のふりがなが多い著者
谷譲次
犬田卯
吉川英治
佐左木俊郎