“飛鞭”の読み方と例文
読み方割合
ひべん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秀吉は、呵々かかと笑い捨てて、早や飛鞭ひべん遠くを指していた。疾駆する馬の背から、折々陽脚ひあしを仰いだ。刻々の寸時も惜しまれているらしい。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)