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陽溜
ふりがな文庫
“陽溜”の読み方と例文
読み方
割合
ひだま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひだま
(逆引き)
一朶
(
いちだ
)
の白雲が漂うかのような法然の眉、のどかな
陽溜
(
ひだま
)
りを抱いている
山陰
(
やまかげ
)
のように、
寛
(
ひろ
)
くて風のないそのふところ。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夫妻はどちらも
白髪
(
しらが
)
になっていて、着ぶくれた躯の背をまるくし、
陽溜
(
ひだま
)
りでせっせと割り竹を
捌
(
さば
)
いていた。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
庭の一所に
陽溜
(
ひだま
)
りがあって、そこだけ雪がとけていて、笹の葉が微風に揺れている。その側の梅の古木の根もとを、みそさざいが一羽行ったり来たりしている。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
陽溜(ひだま)の例文をもっと
(14作品)
見る
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
溜
漢検準1級
部首:⽔
13画
“陽”で始まる語句
陽
陽炎
陽気
陽光
陽氣
陽脚
陽焦
陽火
陽射
陽暦
“陽溜”のふりがなが多い著者
吉川英治
山本周五郎
野村胡堂
国枝史郎