“馬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うま82.4%
7.9%
2.4%
むま1.8%
1.2%
やつ0.6%
んま0.6%
ウマ0.6%
ドリアン0.6%
ヘステン0.6%
マゴ0.6%
マー0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「手前が、御丁寧にも麻布からうまを引いて來たんだよ。御用聞が人に後をけられて知らずに居るなんざ、あんまり褒めたことぢやえぜ」
旅人たびびとは、あるときはふねったり、あるときはうまったり、またあるときはあるいて、ここまできたのであります。
金の魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
じん、時々飛々とびとびに数えるほどで、自動車の音は高く立ちながら、鳴くはもとより、ともすると、驚いて飛ぶ鳥の羽音が聞こえた。
灯明之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
燕王今はていたり、宮人内侍ないじなじりて、建文帝の所在を問いたもうに、皆皇后の死したまえるところを指してこたう。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ぐさ小屋ごやの中の高いびきは、さだめし心地ここちよい熟睡うまいにおちているだろう。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「おい、そのばかをこっちに投げてくれ」
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
由「わしむまをいたゞきたいが、馬にのっかってつかまってヒョコ/\くなア好い心持で、馬をねえ……女中さん」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
百でツたむまの如くのたり/\として工風くふうこらし、しらみひねる事一万疋に及びし時酒屋さかや厮童こぞうが「キンライ」ふしを聞いて豁然くわつぜん大悟たいご
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
家持の乘は再、憂欝に閉された主人を背に、引き返して、五條まで上つて來た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
家持の乘は再、憂鬱に閉された主人を背に、引き返して、五條まで上つて來た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
自分の務めちうものを忘れるでねえだぞ、このひょうろく玉め! 栗毛を見な——奴あ見上げた馬で、ちゃんと自分の務めを果しているだ。そいでおらの方でも、奴にゃあ一桝ひとますがとこ余計に麦をれてやらあな、だって見上げたやつだもの。議員の奴もどうして、感心な馬だ……。
道々アントンは、『ドオドてばよお、ええ、このよぼよぼのやせんまめ!』と口小言をいうのでしたが、栗毛はその返事にただもぐもぐと口を動かすだけでした。
m音が語頭に立つものが出来た(「ウマ」「ウメ」など)。このm音はンと同種のものであるが、ン音はこの場合以外には語頭に立つことはない。
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
と僕は妻の耳にさゝやいた。「昨夜僕はドリアンの夢を見たんだが、連中が居酒屋で入りびたつて、ドリアンが空腹に堪へ兼ねて、食つてしまふぞ/\と叫びながら、鶯を追うて山野を駆け廻つてゐる……」
出発 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
物々しい甲冑かっちゅうを着たクリスチャン五世の騎馬像——一ばんには単にヘステンと呼ばれている——が滑稽なほどの武威をもってこの1928の向側のビルディングの窓を白眼にらんで、まわりに雑然と
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
ンヤ、デアなあ、春にテ、ニシゴト干して、マゴして、春風ア吹グナガタコ掻廻カマして、はゝゝゝゝゝ。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
果してしからばミュラーがアリヤ種で一番偉いように言った独語のプファールト、蘭語のパールト、いずれも支那のマーまた恐らくはアラブのヒサーン同様、嘶声を採って馬の名としたのでなかろうか。