“犬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いぬ92.6%
ドック1.5%
ドッグ1.5%
いね0.7%
えぬ0.7%
けん0.7%
ひと0.7%
やつ0.7%
わんわ0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どこかとおくのほうで、いぬのないているこえこえたのであります。ようやく、まちはいろうとしました。するとそこにおてらがありました。
幸福のはさみ (新字新仮名) / 小川未明(著)
なるほどブルドックの鼻に似ていないこともないが、名称としては、ドックよりも鼻曲りのほうが雅味があるようである。
南部の鼻曲り (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
ドッグですよ。」と私は言った。「トゥリローニーさんはあの海賊どものことを話しませんでしたか? あいつはあの中の一人でしたよ。」
「どこのいねなの?」
赤土へくる子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)
「——隣りのえぬおつかねえでえ。」
防雪林 (旧字旧仮名) / 小林多喜二(著)
そのうちに、ぼく、ラプランドけんから、ひとりの男がキツネを買いにきているって話を聞いたんです。
まあ、ほんとに ma chèreシェール(いとしいかた)、そのひとの好いたらしい顏つきといつたら!
狂人日記 (旧字旧仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
吾輩はツカツカとその金網に近づいてブルブル震えているやつを抱き上げた。犬さえ見付かれや他に用は無い。
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
わんわは どこまで
未刊童謡 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)