“鼬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いたち99.5%
イタチ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勿論、兇器(きょうき)は離さない。上(うわ)の空(そら)の足が躍(おど)つて、ともすれば局の袴に躓(つまず)かうとする状(さま)は、燃立(もえた)つ躑躅(つつじ)の花の裡(うち)に、鼬(いたち)が狂ふやうである。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
例の如くややしばし音沙汰(おとさた)がなかった。少し焦(じ)れ気味になって、また呼ぼうとした時、鼬(いたち)か大鼠(おおねずみ)かが何処(どこ)かで動いたような音がした。
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
所謂「木津や難波の橋の下」と謡れた、鼬(イタチ)川といふ境川一つを隔てゝ、南区難波、即、元の難波村と続いてゐる。東は今宮、西は南(ミナン)町と言ふ、かの渡辺(ワタナベ)で通つた、えた村である。
折口といふ名字 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)