“馬丁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
べっとう47.3%
ばてい25.5%
べつたう21.8%
うまかた1.8%
べつとう1.8%
まご1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
首を突き貫かれて、よろめく伊東甲子太郎に向って、真先に板囲いの中からおどり出して斬ってかかったのは、元の伊東が手飼いの馬丁べっとう
馬丁ばていを連れていないので、別手組のひとりはここに馬の番をしていることになって、他のひとりが異人たちを案内して坂を昇って行きました。
半七捕物帳:58 菊人形の昔 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
唯、前の方へ突進する馬車と……時々馬丁べつたうの吹き鳴らす喇叭らつぱと馬を勵ます聲と……激しく動搖ゆすれる私達の身體とがあるばかりでした。
受出うけいだし名も千代とあらためて我妻となしけるが實親じつおやは越後に在るとのこと故彼れが實家じつかたづねんと此地へ來り今朝こんてう馬丁うまかたの惡漢が我が妻ちよを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
夫人ふじんとも/″\せつすゝめるので、元來ぐわんらい無遠慮勝ぶゑんりよがちわたくしは、らば御意ぎよゐまゝにと、旅亭やどや手荷物てにもつ當家たうけ馬丁べつとうりに使つかはし、此處こゝから三人みたり打揃うちそろつて出發しゆつぱつすることになつた。
其方儀傳吉先妻梅と奸通かんつうに及びしのみならず傳吉あづけ置候金子をかたとり加之そのうへ猿島河原に於て名も知れざる馬丁まご切害せつがいし自分と梅との衣類着替きせかへ置其罪を傳吉へおはせん事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)