“牡馬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうま33.3%
おすうま22.2%
めうま11.1%
をま11.1%
をんま11.1%
ドリアン11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも挑みかかった黒鹿毛がまた、いちだんと不埒ふらちなことには、かしこのあたりも颯爽として、いとも見事な牡馬おうまなのです。
明日あした、柵のうまや栗毛くりげを曳いて、横山ノ牧へ、行てくだされ。こちらの牝馬めすうまの栗毛へ、横山の名馬と評判のたかい牡馬おすうまのタネを、もろうて来るのじゃ。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わたくし愛馬あいばもうしますのは、良人おっとがいろいろとさがしたうえに、最後さいごに、これならば、と見立みたててくれたほどのことがございまして、それはそれはさしい、美事みごと牡馬めうまでございました。
また百濟の國主こにきし照古せうこ牡馬をま壹疋ひとつ牝馬めま壹疋を、阿知吉師あちきしに付けてたてまつりき。この阿知吉師は阿直あちの史等が祖なり。また大刀と大鏡とを貢りき。
んでえわれがまた、牡馬をんま牝馬めんまだけの血統證けつとうしようだんべ、そんなものなんるもんぢやねえ、らねえとおもつて、白河しらかはいちいてらあ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
見つけ出すから、そして独りで行つて来るよ。水車小屋の牡馬ドリアンは、もう厩に入つたか何うか、ほんとうに済まないが見て来てお呉れよ。
ゾイラス (新字旧仮名) / 牧野信一(著)