“雀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すずめ80.4%
すゞめ14.5%
がら1.7%
すヾめ0.6%
から0.6%
ささぎ0.6%
0.6%
さざき0.6%
スヾメ0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主人あるじ甲斐甲斐かいがいしくはだし尻端折しりはしょりで庭に下り立って、せみすずめれよとばかりに打水をしている。
太郎坊 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「たかが一本の竹といふが、わしには、竹もすずめねこも人の子も、みな同じやうに生命いのちのある、可愛かはいいものに思はれてのう。」
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
すゑにはう「初雪はつゆきやせめてすゞめの三まで」どころではないすゞめくびつたけになるほど雪がつもりました。
空にはもや/\ともやのやうな雲がつまつて、日光がチカ/\桜の青葉に降りそゝいで、すゞめの子がヂユク/\きくさつてゐた。
哀しき父 (新字旧仮名) / 葛西善蔵(著)
寡婦ごけさんは四十がらのやうによく喋舌しやべる女だつたから、会話を稽古するには、こんな重宝な道具は無かつた。
四十がら
未刊童謡 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
 一すヾめがいふことにや
桜さく島:春のかはたれ (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)
 すヾめが三とうまつて
桜さく島:春のかはたれ (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)
「いたいよう。ごめんなさいよう」とあげる田螺たにし悲鳴ひめい。それをやぶにゐた四十からがききつけて
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
けれど四十からはもうどこにもえません。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
「それはささぎの言うとおりである。わしもそう思っている」とおおせになり、なお改めて、
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
「ではこれから、そちら二人と若郎子わかいらつこと三人のうち、大山守おおやまもりは海と山とのことをつかさどれ、ささぎはわしを助けて、そのほかのすべてのまつりごとをとり行なえよ。それから若郎子わかいらつこには、後にわしのあとをいで天皇の位につかせることにしよう」と、こうおっしゃって
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
「や。ご承知くだされたか。さぞ兵どもも、躍りすることでしょう。一同よろこべ。おゆるしがあったぞ、おゆるしが」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここに天皇詔りたまはく、「さざき吾君あぎことぞ、我が思ほすが如くなる」とのりたまひき。
勧学院クワンガクヰンスヾメ蒙求モウギウサヘヅル」ということわざがありました。今でいえば「大学の雀マルクスを囀る」といったようなものです。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)