釘抜藤吉捕物覚書くぎぬきとうきちとりものおぼえがき08 無明の夜08 むみょうのよる
「あっ!こ、こいつぁ勘弁ならねえ。」 いの一番に傘を奪られた勘弁勘次、続いて何か叫んだが、咆える風、篠突く雨、雲低く轟き渡る雷に消されて、二、三間先を往く藤吉にさえ聞き取れない。が、 「傘あ荷厄介だ。」 こう藤吉が思った瞬間、一陣の渦巻風が …
作品に特徴的な語句
仰向おうのけ まやか ちぎ ひょん ずら そっぽ 武士りゃんこ 発見めっ たて とき 中間あいだ 知人しりええ こめ 縁辺よるべ 途中みちみち つぶ 理解りけえ 徒然すさび 仇敵がたき あれ つく 最初はな ふり 不審いぶかし 仰天びっくり 伴侶とも 塵埃ごみ あや 屍骸むくろ 後継あととり 曲木まがりぎ 活動はたらき 結着つまり 逆上あが いかずち 一安かずやす 万事よろず 前後あとさき 前面まえ しら 夜陰やみ 嫉妬やきもち 手慰てあそ 担売かつぎうり 新刀あらもの 次第わけ 物盗ものとり ざま 独語ひとりご 白痴こけ 目的あて 稼業しょうばい 複雑こみい 見得けんとく 親戚みより 貸金かし 逡巡ためら くら 闇黒やみ しか 上框あがりがまち 丑満うしみつ ほとけ 仮寝うたたね 余韻よいん おか 凝視みつ 出張でば つの 博奕ばくち 右手めて 和気わけ 商人あきんど うそぶ 因由いわれ 図形えがた 固体かたまり 国事おおやけ 地点ところ 如才じょさい かが 巽上たつみあが 帰宅かえ 弦音つるおと 張子はりこ 彼男あれ 微塵みじん こころ 所在ありか ほう すく
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