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義董
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ぎとう
ふりがな文庫
“
義董
(
ぎとう
)” の例文
床
(
とこ
)
は一間を申訳のために濃い
藍
(
あい
)
の砂壁に塗り立てた奥には、先生が秘蔵の
義董
(
ぎとう
)
の
幅
(
ふく
)
が掛かっていた。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
秘蔵の
義董
(
ぎとう
)
の
幅
(
ふく
)
に
背
(
そむ
)
いて
横
(
よこた
)
えた
額際
(
ひたいぎわ
)
を、小夜子が
氷嚢
(
ひょうのう
)
で冷している。
蹲踞
(
うずくま
)
る枕元に、泣き
腫
(
はら
)
した眼を赤くして、氷嚢の
括目
(
くくりめ
)
に寄る
皺
(
しわ
)
を勘定しているかと思われる。容易に顔を上げない。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
義
常用漢字
小5
部首:⽺
13画
董
漢検準1級
部首:⾋
12画
“義”で始まる語句
義
義兄
義理
義姉
義弟
義務
義父
義太夫
義母
義経