トップ
>
楓樹
ふりがな文庫
“楓樹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふうじゅ
40.0%
かえで
20.0%
かえでのき
10.0%
かへで
10.0%
もみじ
10.0%
もみぢ
10.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふうじゅ
(逆引き)
「秋は鮮紅なお山の風情が得もいわれぬ美観でございますが、冬は、
御霊廟
(
みたまや
)
の玉垣が神々しいばかりで、
楓樹
(
ふうじゅ
)
の
梢
(
こずえ
)
には一葉もござりませぬ」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
楓樹(ふうじゅ)の例文をもっと
(4作品)
見る
かえで
(逆引き)
端書の面の五分の四くらいまで書くと、もう何も書く事がなくなったので、万年筆を握ったまま、しばらくぼんやり、縁側の
手欄
(
てすり
)
越しに庭の
楓樹
(
かえで
)
の梢を眺めていた。
小さな出来事
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
楓樹(かえで)の例文をもっと
(2作品)
見る
かえでのき
(逆引き)
それでも飽き足らずに今度は垣の反対側の
楓樹
(
かえでのき
)
までも触手をのばしてわたりを付けた。
烏瓜の花と蛾
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
楓樹(かえでのき)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
かへで
(逆引き)
自分は
楓樹
(
かへで
)
の定規などを教室へ持つて来るには及ばぬのだがと、言ひ言ひしたものだ。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:04 イワン・フョードロヸッチ・シュポーニカとその叔母
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
楓樹(かへで)の例文をもっと
(1作品)
見る
もみじ
(逆引き)
杣
(
そま
)
の入るべき
方
(
かた
)
とばかり、わずかに
荊棘
(
けいきょく
)
の露を払うて、ありのままにしつらいたる路を登り行けば、松と
楓樹
(
もみじ
)
の枝打ち交わしたる半腹に、見るから清らなる
東屋
(
あずまや
)
あり。
書記官
(新字新仮名)
/
川上眉山
(著)
楓樹(もみじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
もみぢ
(逆引き)
平次は床柱の根——
楓樹
(
もみぢ
)
の良い木の底部の方が、ガクリと缺き取られたやうになり、新しい傷跡が白々となつて居るのに氣が付いたのです。
銭形平次捕物控:262 綾の鼓
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
楓樹(もみぢ)の例文をもっと
(1作品)
見る
楓
漢検準1級
部首:⽊
13画
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
“楓”で始まる語句
楓
楓林
楓葉
楓湖
楓河岸
楓山
楓材
楓橋
楓石子
楓林停車
“楓樹”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
ニコライ・ゴーゴリ
伊藤左千夫
梶井基次郎
寺田寅彦
吉川英治
野村胡堂