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鼻目鏡
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はなめがね
ふりがな文庫
“
鼻目鏡
(
はなめがね
)” の例文
学生時代
(
がくせいじだい
)
の
石橋
(
いしばし
)
と
云
(
い
)
ふ者は実に顔が広かつたし、
且
(
かつ
)
前
(
ぜん
)
に
学習院
(
がくしうゐん
)
に
居
(
ゐ
)
た事があるので、
善
(
よ
)
く売りました、
第一
(
だいいち
)
其
(
そ
)
の
形
(
かたち
)
と
云
(
い
)
ふものが
余程
(
よほど
)
可笑
(
をかし
)
い、
石橋
(
いしばし
)
が
鼻目鏡
(
はなめがね
)
を
掛
(
か
)
けて今こそ
流行
(
はや
)
るけれど
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
実
(
げ
)
に母は自ら言へりし如く、
板挾
(
いたばさみ
)
の難局に立てるなれば、ひたすら事あらせじと、誠の一図に直道を
諭
(
さと
)
すなりき。彼は涙の催すに
堪
(
た
)
へずして、
鼻目鏡
(
はなめがね
)
を取捨てて目を
推拭
(
おしぬぐ
)
ひつつ猶
咽
(
むせ
)
びゐたりしが
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
鼻
常用漢字
小3
部首:⿐
14画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
鏡
常用漢字
小4
部首:⾦
19画
“鼻目”で始まる語句
鼻目金