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鹹
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しおから
ふりがな文庫
“
鹹
(
しおから
)” の例文
一晩のうちにからになった胃のなかへ甘い、
鹹
(
しおから
)
い、渋い食物を充分につめこんだ満足はたとえようもない。小憩ののち読書、もしくは日記。
島守
(新字新仮名)
/
中勘助
(著)
第三にあすこの土を
嘗
(
な
)
めてみると、たしかに少し
鹹
(
しおから
)
いような気がすること、とこう云うのですけれども、私はそんなことはどれも
証拠
(
しょうこ
)
にならないと思います。
茨海小学校
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
しかもその
鹹
(
しおから
)
い気持の裏には、或る
仄
(
ほの
)
かなよろこびを否み得ぬわれとわが心の姿についてであつた。
垂水
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
唾液は口から出てアルカリ性だから
鹹
(
しおから
)
い味だし、胃液は
酸
(
す
)
いし、肝臓から出る胆汁は
苦
(
にが
)
い。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
支那料理の原則たる五味の調和という事は誰にでも応用が出来て自然と化学的作用に適合しているね。即ち料理には必ず甘いと
鹹
(
しおから
)
いとの外に
辛
(
から
)
いと
酸
(
す
)
いと
苦
(
にが
)
いという五の味が備わらねばならん。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
“鹹(
塩味
)”の解説
塩味(えんみ、しおみ、しおあじ)は味覚の一つ。鹹味(かんみ)ともいう。
(出典:Wikipedia)
鹹
漢検1級
部首:⿄
20画
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鹹味
鹹酸
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鹹豚肉
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