“半鹹”の読み方と例文
読み方割合
はんかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
築けども築けども湧き水がかきの台を浮かした。県下の半鹹はんかん半淡はんたんの入江の洲岸に鼎造はうっかり場所を選定してしまったのであった。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
それはやはり北上山地のへりの赤砂利から、牡蠣かきや何か、半鹹はんかんのところにでなければ住まない介殻かひがらの化石が出ました。
イギリス海岸 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
ところが、第三に、そのたまり水がしおからかった証拠しょうこもあったのです。それはやはり北上山地のへりの赤砂利から、牡蠣かきや何か、半鹹はんかんのところにでなければまない介殻かいがら化石かせきが出ました。
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)