“鹹湖”の読み方と例文
読み方割合
かんこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またそこを、鹹湖かんこ青海ココ・ノール」あたりの蒙古人は Kuso-Bhakator-Norクーゾ・バカトル・ノール——すなわち、「英雄のゆく墓海」と称している。
人外魔境:03 天母峰 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
クルック・タグの山麓さんろくには、海面下千フィートの深地がある。かつての鹹湖かんこは今は大部分涸渇こかつして、塩床のけわしい砂礫地されきちである。
『西遊記』の夢 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
それはあるいは今から五、六十万年あるいは百万年を数えるかも知れません、その頃今の北上の平原にあたるところは、細長い入海か鹹湖かんこで、その水は割合わりあいあさ
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)