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鬮引
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くじびき
ふりがな文庫
“
鬮引
(
くじびき
)” の例文
ま
能
(
よ
)
く大勢寄ると阿弥陀の光りという事を致します、
鬮引
(
くじびき
)
をして其の鬮に当った者が何か買って来るので、夜中でも
厭
(
いと
)
いなく菓子を
買
(
けえ
)
に
行
(
い
)
くとか、酒を
買
(
けえ
)
に
行
(
ゆ
)
くとかして
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
城民弱り入り、林中に行きて懺謝し、毎日一人を送って彼に食わせる事に定め、一同
鬮引
(
くじびき
)
して当った者の門上に標札を掲げ、家主も男女も
中
(
あた
)
ったら最後食われに往かしめた。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
人の世話で
頼母子講
(
たのもしこう
)
を
拵
(
こしら
)
えて
一口
(
ひとくち
)
金二朱
(
きんにしゅ
)
ずつで何両とやら
纏
(
まと
)
まった金が出来て一時の用を弁じて、その後、毎年幾度か講中が二朱ずつの金を
持寄
(
もちよ
)
り、
鬮引
(
くじびき
)
にて満座に至りて
皆済
(
かいさい
)
になる
仕組
(
しくみ
)
であるが
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
近処
(
きんじょ
)
に居る者だがお墓参りして無尽
鬮引
(
くじびき
)
の
呪
(
まじね
)
えにするって、エー、雨降って来たから傘借りてお累さんと二人手え引きながら
帰
(
けえ
)
って来て、お累さんが云うにゃア、おせな
彼様
(
あん
)
な
好
(
い
)
い男は
無
(
ね
)
いやア
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
下女「そう云う
鬮引
(
くじびき
)
が当るのか、沢山花ア上げて下さえ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
鬮
漢検1級
部首:⾾
26画
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
“鬮”で始まる語句
鬮
鬮取
鬮罪人