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高手
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たかて
ふりがな文庫
“
高手
(
たかて
)” の例文
懸けければ此方は
彌々
(
いよ/\
)
愕然
(
びつくり
)
し急に
顏色
(
がんしよく
)
蒼醒
(
あをざめ
)
後の方を振返るに
夫
(
それ
)
召捕
(
めしとれ
)
と云間も有ず數十人の捕手
襖
(
ふすま
)
の
影
(
かげ
)
より走り出
難
(
なん
)
無
(
なく
)
高手
(
たかて
)
小手に
繩
(
なは
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
主人が主人なれば、家来もまた家来……主人を
嵩
(
かさ
)
に着た家来たちのために、到頭
高手
(
たかて
)
小手
(
こて
)
に締め上げられてしまいました。
棚田裁判長の怪死
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
問はゞ左りへ
綾
(
あや
)
なし越前とやら
名
(
めい
)
奉行でも何の
恐
(
おそ
)
るゝ事やあらんと
高手
(
たかて
)
小手
(
こて
)
は
縛
(
いまし
)
めの繩の
縷
(
より
)
さへ戻す氣で引れ行くこそ
不敵
(
ふてき
)
なれ。
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
踏込
(
ふみこみ
)
し故に終には
折重
(
をりかさ
)
なりて段右衞門を
高手
(
たかて
)
小手
(
こて
)
に
縛
(
いまし
)
め家内の者は宿役人に預けられ段右衞門は江戸表大岡殿の
白洲
(
しらす
)
へぞ引れける斯くて大岡殿は重四郎の段右衞門を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“高手”で始まる語句
高手小手
高手籠手