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首低
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うなだ
ふりがな文庫
“
首低
(
うなだ
)” の例文
黙って控えて沈みきって
首低
(
うなだ
)
れたところをつかまえてやろうかと、構図に苦心しているうちに、とうとう機会を逸して、まだ着手いたしません
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
とまた
低声
(
こごえ
)
に呼びて、もの驚きをしたらんごとく、肩をすぼめて
首低
(
うなだ
)
れつ。鉄瓶にそと手を触れて
琵琶伝
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そのうちに嬢次
母子
(
おやこ
)
は思わず抱き合って
嗚咽
(
おえつ
)
の声を忍び合った。一同は粛然と
首低
(
うなだ
)
れた。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
同じ日の夕方、机竜之助は、
炬燵
(
こたつ
)
を前にして、端然と腕組みをして
首低
(
うなだ
)
れていました。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
……(恥じて
首低
(
うなだ
)
る。)
海神別荘
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
忽ち
醒
(
さ
)
めて、そうして、
確
(
しか
)
と湖水の四方の陸と島とを弁別してから、以前の庵のところに立戻って来ると、弁信法師は以前のままの姿で
首低
(
うなだ
)
れて考え込んでいましたが、やがて言いました
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
首低
(
うなだ
)
れてしまいました。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
低
常用漢字
小4
部首:⼈
7画
“首”で始まる語句
首
首肯
首尾
首級
首途
首領
首垂
首魁
首筋
首縊