“飾人形”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かざりにんぎょう50.0%
マニキャン50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旧劇はもとより卑俗の見世物みせものたりといへども、昔のまま保存せしむれば、江戸時代の飾人形かざりにんぎょう、羽子板、根付ねづけ、浮世絵なぞと同じく、休みなき吾人日常の近世的煩悶はんもんに対し、一時の慰安となすに足るべし。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
私はロンドンでこの銀貨を握つてその面に汗を見るときになぜか「飾人形マニキャンの純真さ」。
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)