“食違”の読み方と例文
読み方割合
くいちが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、世の中の出来事は兎角とかく志とはちぐはぐになって食違くいちがいたがるものであった。室町の停留場はぐに近付いた。
乗合自動車 (新字新仮名) / 川田功(著)
このはるまで、まだまだ子供こどもおもっていたおせんとは、つい食違くいちがって、一つたらい行水ぎょうずいつかうおりもないところから、おきしはいまだにそのままのなりかたちを想像そうぞうしていたのであったが
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)