“食店”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
レストラン60.0%
たべものみせ40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここは食店レストラン珈琲店カフエである。彼等は、“Lacrimaeラクリメエ Christiクリスチ”(聖涙酒せいるゐしゆ)といふ酒を飲まうといふのである。
ヴエスヴイオ山 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
ポンペイの街をやうやく見物してしまつて、ひる過ぎて入口のところの食店レストランで赤葡萄ぶだう酒を飲み、南伊太利イタリーむきの料理を食べて疲れた身心を休めてゐる。
ヴエスヴイオ山 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
社の報酬はいふに足らぬほどなれど、棲家をもうつし、午餐ひるげに往く食店たべものみせをもかへたらんには、微なる暮しは立つべし。
舞姫 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
社の報酬はいふに足らぬほどなれど、棲家すみかをもうつし、午餐ひるげに往く食店たべものみせをもかへたらんには、かすかなる暮しは立つべし。
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)