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風葉
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ふうよう
ふりがな文庫
“
風葉
(
ふうよう
)” の例文
紅葉門下の
風葉
(
ふうよう
)
鏡花
(
きょうか
)
が
徐々
(
そろそろ
)
流行児
(
はやりっこ
)
となり掛けた頃には硯友社の勢力は最早峠の絶頂を越していた。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
黒けむりはたちまち
疾風雲
(
はやてぐも
)
の
翔
(
か
)
けるに似、名月は血の色そのまま、剣光の雨と
叫喚
(
きょうかん
)
を下に見ていた。——まもなく
掃
(
は
)
かるる
風葉
(
ふうよう
)
のごとく、
県尉
(
けんい
)
の馬や捕手の群れは逃げ散ッた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いささか気勢を添へんものと或日
風葉
(
ふうよう
)
葵山
(
きざん
)
活東
(
かっとう
)
の諸子と共に、おのれも市村座に赴きぬ。
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“風”で始まる語句
風
風情
風邪
風采
風呂
風体
風呂敷
風貌
風靡
風呂敷包