うつ)” の例文
旧字:
なお、「春の日のうらがなしきにおくれゐて君に恋ひつつうつしけめやも」(巻十五・三七五二)という、狭野茅上娘子さぬのちがみのおとめの歌は全くこの歌の模倣である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「春の日のうらがなしきにおくれゐて君に恋ひつつうつしけめやも」(巻十五・三七五二)は狭野茅上娘子さぬのちがみのおとめの歌だから、やはり同じ傾向の範囲と看ることが出来
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
あしひきの片山雉かたやまきぎしちゆかむきみにおくれてうつしけめやも 〔巻十二・三二一〇〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)