“頑冥不霊”の読み方と例文
読み方割合
がんめいふれい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
進歩性の霊魂は、決して呉下ごか旧阿蒙きゅうあもうではない。かの頑冥不霊がんめいふれいな霊魂のみがいつまでも現世的迷妄の奴隷として残るのである。
ここにおいて三友は彼を頑冥不霊がんめいふれいとなして憤りを発し、こんどは陣容を改めて間接射撃をめて直接射撃に入ったのである。これすなわち第二回戦である。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
「実に頑冥不霊がんめいふれいな婆だね。何なら、『勝手にしやがれ』と啖呵たんかを切るところだが、然うしてしまえばかたなしさ」
脱線息子 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)