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頑冥不霊
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がんめいふれい
ふりがな文庫
“
頑冥不霊
(
がんめいふれい
)” の例文
進歩性の霊魂は、決して
呉下
(
ごか
)
の
旧阿蒙
(
きゅうあもう
)
ではない。かの
頑冥不霊
(
がんめいふれい
)
な霊魂のみがいつまでも現世的迷妄の奴隷として残るのである。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
ここにおいて三友は彼を
頑冥不霊
(
がんめいふれい
)
となして憤りを発し、こんどは陣容を改めて間接射撃を
罷
(
や
)
めて直接射撃に入ったのである。これすなわち第二回戦である。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
「実に
頑冥不霊
(
がんめいふれい
)
な婆だね。何なら、『勝手にしやがれ』と
啖呵
(
たんか
)
を切るところだが、然うしてしまえば
形
(
かた
)
なしさ」
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
最も世には
頑冥不霊
(
がんめいふれい
)
死しても悟らずといって、悪い意思の強固な人も昔から有った様であるが、そういう人に限って強壮である。そう顔色憔悴でいなかろう。
勢力の中心を議会に移すべし
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
詰まり、世間を見るから、人間が開けるのだろう。村にばかりいるものは総じて
頑冥不霊
(
がんめいふれい
)
だった。
ある温泉の由来
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
▼ もっと見る
自分達の
頑冥不霊
(
がんめいふれい
)
がいつまでも
祟
(
たた
)
るんだから今更
他
(
ひと
)
を怨みようもないのさ
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
頑
常用漢字
中学
部首:⾴
13画
冥
常用漢字
中学
部首:⼍
10画
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
霊
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
“頑冥”で始まる語句
頑冥
頑冥固陋
頑冥暴虐