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青鞜
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せいとう
ふりがな文庫
“
青鞜
(
せいとう
)” の例文
いや、失礼、あえて美貌の
青鞜
(
せいとう
)
詩人を怒らせてまで、加代子さんを讃美する私の純情というものは、われながらアッパレなものじゃないか
不連続殺人事件
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
女のする仕事をするのは恥辱か何かの気になつて、他人に評判されるのをいゝ事にして、誤つた新聞の報道を真に受けて
青鞜
(
せいとう
)
社員の名をかたつて
男性に対する主張と要求
(新字旧仮名)
/
伊藤野枝
(著)
そしてこの完全な知的
咬噛
(
こうごう
)
と相並んで、娘らしい肉感的快楽があった。娘といっても、それは
青鞜
(
せいとう
)
者流の娘である。
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
野枝さんも児供が産れる
度
(
たび
)
に、児供が
長
(
おお
)
きくなるごとに
青鞜
(
せいとう
)
時代の鋭どい
機鋒
(
きほう
)
が段々と
円
(
まる
)
くされたろうと思う。
最後の大杉
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
雑誌『
青鞜
(
せいとう
)
』や、その他の書籍がひろげられて、なき人の書いたものが載っているのを、人々は見廻した。
遠藤(岩野)清子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
▼ もっと見る
呂昇が彼美しい声で語り出す美しい
女性
(
にょしょう
)
の
魂
(
たましい
)
は、舞台のノラを見たり机の上の
青鞜
(
せいとう
)
を読んだりする娘達に、
如何様
(
どん
)
な
印象
(
いんしょう
)
を与うるであろうか。余は見廻わした。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
其頃平塚雷鳥女史等の提起した女子思想運動にも加はり、雑誌「
青鞜
(
せいとう
)
」の表紙画などを画いたりした。
智恵子抄
(新字旧仮名)
/
高村光太郎
(著)
養うところだったよ。ワタクシの御相手は、今晩は、どなたですか。ケイシュウ作家、
青鞜
(
せいとう
)
詩人、いかが
不連続殺人事件
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
『
青鞜
(
せいとう
)
』時代——「新婦人協会」時代——その間に御自分だけの生活としても、かなり複雑な——あなたの恋愛、母親となったあなた、それは一つひとつにはなすことの出来ない
平塚明子(らいてう)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
雑誌「
青鞜
(
せいとう
)
」の表紙画などを画いたりした。
智恵子の半生
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
青鞜
(
せいとう
)
が創刊当時から今日迄加へられて来ましたあらゆる方面に於ける圧迫がこの種のものであることは今更云ふ迄もない事ですが更に私たちの主張が従来の歴史的事実からあまりに離れてゐたと云ふ事が——それは勿論人々から圧迫を
『青鞜』を引き継ぐに就いて
(新字旧仮名)
/
伊藤野枝
(著)
たまたま彼女が
泰西
(
たいせい
)
の思想劇の女主人公となって舞台の
明星
(
スター
)
となったときに、丁度我国の思想界には婦人問題が論ぜられ、新しき婦人とよばれる若い女性たちの一団は、雑誌『
青鞜
(
せいとう
)
』を発行して
松井須磨子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
“青鞜”の意味
《名詞》
文芸趣味や学識のある女性。
(出典:Wiktionary)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
鞜
漢検1級
部首:⾰
17画
“青鞜”で始まる語句
青鞜社
青鞜下