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青毛布
ふりがな文庫
“青毛布”の読み方と例文
読み方
割合
あおげっと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あおげっと
(逆引き)
その後へ来た
青毛布
(
あおげっと
)
のじいさんなどは一向匂いなにかは平気な様子でただ虎のでけえのに驚いている。
子規居士と余
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
黒い
毛氈
(
もうせん
)
の上に、
明石
(
あかし
)
、
珊瑚
(
さんご
)
、トンボの青玉が、こつこつと
寂
(
さ
)
びた色で、古い物語を
偲
(
しの
)
ばすもあれば、
青毛布
(
あおげっと
)
の上に、
指環
(
ゆびわ
)
、鎖、
襟飾
(
えりかざり
)
、
燦爛
(
さんらん
)
と光を放つ合成金の、新時代を語るもあり。
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
黒い
天鵞絨
(
びろうど
)
で造った
頭陀袋
(
ずだぶくろ
)
なぞを
頸
(
くび
)
にかけ、
青毛布
(
あおげっと
)
を身にまとい、それを
合羽
(
かっぱ
)
の代わりとしたようなおもしろい姿であったが、短い散髪になっただけでもなんとなく心は改まって、足も軽かった。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
青毛布(あおげっと)の例文をもっと
(3作品)
見る
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
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