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霜融
ふりがな文庫
“霜融”の読み方と例文
読み方
割合
しもどけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しもどけ
(逆引き)
下町へ行こうと思って、
日和下駄
(
ひよりげた
)
などを
穿
(
は
)
いて出ようものなら、きっと
非道
(
ひど
)
い目にあうにきまっていた。あすこの
霜融
(
しもどけ
)
は雨よりも雪よりも恐ろしいもののように私の頭に
染
(
し
)
み
込
(
こ
)
んでいる。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
四谷街道に接している
故
(
せい
)
か、
馬力
(
ばりき
)
の車が
絶間
(
たえま
)
なく通って、さなきだに
霜融
(
しもどけ
)
の
路
(
みち
)
をいよいよ
毀
(
こわ
)
して行くのも
此頃
(
このごろ
)
です。子供が竹馬に乗って歩くのも此頃です。火の番銭の
詐欺
(
さぎ
)
の
流行
(
はや
)
るのも此頃です。
二階から
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
霜融(しもどけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
霜
常用漢字
中学
部首:⾬
17画
融
常用漢字
中学
部首:⾍
16画
“霜”で始まる語句
霜
霜月
霜柱
霜夜
霜解
霜枯
霜降
霜葉
霜除
霜焼
“霜融”のふりがなが多い著者
夏目漱石
岡本綺堂