“霊長”の読み方と例文
旧字:靈長
読み方割合
れいちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中には鉤があるのを承知で、餌丈け取りに来る横着おうちゃくな魚もいますよ。此方は万物の霊長れいちょうですもの。ういうずるい奴に制裁を加えるのは当り前のことです
脱線息子 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「人間は万物ばんぶつ霊長れいちょうである」といばっていた人間も、ここではあわれな二流三流の生物でしかない。
怪星ガン (新字新仮名) / 海野十三(著)
万物の霊長れいちょうであり、したがって廉恥心れんちしんも自然にそなわっているものなれば、よろしくみずかおもんずべきものなりとの意味をいいあらわし、動物に対して人の尊重そんちょうすべきを示したものである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)