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電球
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たま
ふりがな文庫
“
電球
(
たま
)” の例文
遙か眼の下、谷底のような舞台には、黄色ッぽい五燭の
電球
(
たま
)
が、タッタ一つ微かな輪を描いているきりであった。
夢鬼
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
少年は、高いところに
点
(
つ
)
いている電灯の
電球
(
たま
)
を、ねじって消すために、長い
竿竹
(
さおだけ
)
の
尖端
(
せんたん
)
を、五つほどに割って、
繃帯
(
ほうたい
)
で止めてある
長道具
(
ながどうぐ
)
を担ぐと、急いで駈け出していった。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
おくみは二階の十六燭の
電球
(
たま
)
をはづして来て、座敷の暗い十燭と取りかえてお上げした。洗吉さんはこの頃はこゝのテイブルが好きだと仰つて、こちらへ来て椅子におかけになる。
桑の実
(新字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
深閑とした部屋の中に、天井から
蜘蛛
(
くも
)
のようにぶら下った
電球
(
たま
)
の下で、この哀れな二人の男は、不自然に向き合った
儘
(
まま
)
黙々として畳の目を
睨
(
にら
)
み、タバコをふかしていた。
腐った蜉蝣
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
“電球”の意味
《名詞》
電 球(でんきゅう)
真空にするかあるいは不活性ガスを封入したガラス球に、電流を通すと発光するフィラメントを入れた光源。
(出典:Wiktionary)
“電球”の解説
球電
電球(でんきゅう、英語:light bulb)とは、殻内のフィラメントや他の発光素子に電流を流して発光させる、電気による光源(ランプ)である。
(出典:Wikipedia)
電
常用漢字
小2
部首:⾬
13画
球
常用漢字
小3
部首:⽟
11画
“電”で始まる語句
電燈
電車
電光
電
電鈴
電線
電信柱
電報
電気
電灯