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雛人形
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ひなにんぎょう
ふりがな文庫
“
雛人形
(
ひなにんぎょう
)” の例文
猛然として
憶起
(
おもいおこ
)
した事がある。
八歳
(
やッつ
)
か、
九歳
(
ここのつ
)
の頃であろう。
雛人形
(
ひなにんぎょう
)
は
活
(
い
)
きている。雛市は
弥生
(
やよい
)
ばかり、たとえば古道具屋の店に、その姿があるとする。
夫人利生記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それから
岩槻
(
いわつき
)
と
鴻巣
(
こうのす
)
とは共に
雛人形
(
ひなにんぎょう
)
の産地で有名であります。後者は土俗的な人形でも久しく名を得ました。
雛祭
(
ひなまつり
)
の風習が続く限りこれらの土地に仕事は絶えないでありましょう。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
殿上の衣冠などは
雛人形
(
ひなにんぎょう
)
でも着る。また、すでに白骨となった者、生ける一門の
族党
(
やから
)
、ましてそちまでを、裏切っていいものか。尊氏はそちたちが観ているよりは、ずんと欲望の深い悪党なのだ。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“雛人形”の意味
《名詞》
雛 人 形 (ひなにんぎょう, ひいなにんぎょう)
雛祭りの際に飾られる平安貴族風の衣装をまとった伝統的な人形。
(出典:Wiktionary)
雛
漢検準1級
部首:⾫
18画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
形
常用漢字
小2
部首:⼺
7画
“雛”で始まる語句
雛
雛妓
雛鳥
雛形
雛罌粟
雛鶏
雛壇
雛様
雛段
雛菊