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ひなにんぎょう
ふりがな文庫
“ひなにんぎょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
雛人形
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雛人形
(逆引き)
猛然として
憶起
(
おもいおこ
)
した事がある。
八歳
(
やッつ
)
か、
九歳
(
ここのつ
)
の頃であろう。
雛人形
(
ひなにんぎょう
)
は
活
(
い
)
きている。雛市は
弥生
(
やよい
)
ばかり、たとえば古道具屋の店に、その姿があるとする。
夫人利生記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それから
岩槻
(
いわつき
)
と
鴻巣
(
こうのす
)
とは共に
雛人形
(
ひなにんぎょう
)
の産地で有名であります。後者は土俗的な人形でも久しく名を得ました。
雛祭
(
ひなまつり
)
の風習が続く限りこれらの土地に仕事は絶えないでありましょう。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
殿上の衣冠などは
雛人形
(
ひなにんぎょう
)
でも着る。また、すでに白骨となった者、生ける一門の
族党
(
やから
)
、ましてそちまでを、裏切っていいものか。尊氏はそちたちが観ているよりは、ずんと欲望の深い悪党なのだ。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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