トップ
>
雑嚢
ふりがな文庫
“雑嚢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ざつのう
94.7%
ざつなう
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざつのう
(逆引き)
その中城介は部屋を降りて、土間にかけた
雑嚢
(
ざつのう
)
の中から、自分の掌に白い粉末を取出し、宴席に戻って来た。アスピリンに似た結晶粉末である。
狂い凧
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
ああ北海道、
雑嚢
(
ざつのう
)
を下げてマントをぐるぐる
捲
(
ま
)
いて
肩
(
かた
)
にかけて
津軽海峡
(
つがるかいきょう
)
をみんなと船で
渡
(
わた
)
ったらどんなに
嬉
(
うれ
)
しいだろう。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
雑嚢(ざつのう)の例文をもっと
(18作品)
見る
ざつなう
(逆引き)
天竺木綿
(
てんぢくもめん
)
、その菓子の包みは置いて行ってもいゝ。
雑嚢
(
ざつなう
)
や何かもこゝの芝へおろして置いていゝ行かないものもあるだらうから。
台川
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「先生。おら
河童
(
かっぱ
)
捕りしたもや。河童捕り。」藤原健太郎だ。黒の制服を着て
雑嚢
(
ざつなう
)
をさげ、ひどくはしゃいで笑ってゐる。どうしていまごろあんな崖の上などに顔を出したのだ。
台川
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
雑嚢(ざつなう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“雑嚢”の意味
《名詞》
雑嚢(ざつのう)
雑多な物を入れるための、肩から掛ける鞄。
(出典:Wiktionary)
“雑嚢”の解説
雑嚢(ざつのう)は、「雑多な物」を収納することを目的とした鞄の一種。
(出典:Wikipedia)
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
嚢
漢検準1級
部首:⼝
18画
“雑”で始まる語句
雑
雑沓
雑巾
雑魚
雑木
雑鬧
雑作
雑誌
雑言
雑人
検索の候補
雑説嚢話
“雑嚢”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
田中英光
下村湖人
押川春浪
橘外男
梅崎春生
小栗虫太郎
原民喜
宮沢賢治
岡本綺堂