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陳登
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ちんとう
ふりがな文庫
“
陳登
(
ちんとう
)” の例文
彼は、陳大夫、
陳登
(
ちんとう
)
の
父子
(
おやこ
)
をよんで、防戦の策を計り、陳登は、われに従え、陳大夫は残って徐州を守れと命じた。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
陳大夫
(
ちんたいふ
)
の息子
陳登
(
ちんとう
)
は、その後も
徐州
(
じょしゅう
)
にとどまって城代の車冑を補けていたが、一日、車冑の使いをうけて、何事かと登城してみると、車冑は人を払って
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
独りひそかに、砦の
高櫓
(
たかやぐら
)
へのぼって行った
陳登
(
ちんとう
)
は、はるか曹操の陣地とおぼしき闇の火へ向って、一通の
矢文
(
やぶみ
)
を射込み、何喰わぬ顔をしてまた降りてきた。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
老人の子息
陳登
(
ちんとう
)
は、そのよしを聞いて、不平に思ったのか、或る時、ひそかに父の料簡をただした。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
また、
糜竺
(
びじく
)
だの、
孫乾
(
そんけん
)
、
陳登
(
ちんとう
)
などという旧臣を登用して、大いに善政を布いた。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
枕頭に立っている重臣の
糜竺
(
びじく
)
、
陳登
(
ちんとう
)
のふたりへ、
鈍
(
にぶ
)
い眸をあげて云った。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
玄徳麾下の
簡雍
(
かんよう
)
、
糜竺
(
びじく
)
のふたりが守っていたが、城をすててどこかへ落ち去ってしまい、あとには
陳大夫
(
ちんたいふ
)
、
陳登
(
ちんとう
)
の
父子
(
おやこ
)
が残っていて、内から城門をひらき、曹操の軍勢を迎え入れたものであった。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
陳登
(
ちんとう
)
が彼にそういった。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
陳
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
登
常用漢字
小3
部首:⽨
12画
“陳”で始まる語句
陳
陳腐
陳列
陳述
陳套
陳弁
陳列棚
陳者
陳宮
陳矯