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降懸
ふりがな文庫
“降懸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふりかか
75.0%
ふりかゝ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふりかか
(逆引き)
ストンと溝へ落ちたような心持ちで、電車を下りると、大粒ではないが、
引包
(
ひッつつ
)
むように細かく
降懸
(
ふりかか
)
る雨を、
中折
(
なかおれ
)
で
弾
(
はじ
)
く精もない。
妖術
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と見ると、
恍惚
(
うっとり
)
した美しい顔を仰向けて、枝からばらばらと
降懸
(
ふりかか
)
る火の粉を、
霰
(
あられ
)
は
五合
(
ごんご
)
と
掬
(
すく
)
うように、綺麗な
袂
(
たもと
)
で受けながら
朱日記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
降懸(ふりかか)の例文をもっと
(3作品)
見る
ふりかゝ
(逆引き)
細
(
ほそ
)
く
微
(
かすか
)
な
雪
(
ゆき
)
のやうに
白
(
しろ
)
く
野山
(
のやま
)
に
降懸
(
ふりかゝ
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
降懸(ふりかゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
降
常用漢字
小6
部首:⾩
10画
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
“降”で始まる語句
降
降誕祭
降参
降積
降出
降頻
降口
降魔
降人
降下
“降懸”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花