“阿附”の読み方と例文
読み方割合
あふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後ろにいる奴が薄っぺらで、高慢で、雷同で、阿附あふで、そうして、人と、物とを、食い物にすることのほかには何も考えない。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
またそれらの階級に阿附あふする多数の学者教育者とかには、年輩の上から旧時代に属する人たちが多いのですから、そういう人たちはたとい憲法の精神に背き
女子の独立自営 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
或は傑士賢臣、うなずいて阿附あふせざるれば、軽ければすなわち之を間散かんさんに置き、重ければ則ちうばいてもってみんを編す。
続黄梁 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)