阿伽あか)” の例文
きはめて押出おしだ門口かどぐち慈悲じひ一言ひとことれをとわびるもくもなん用捨ようしやあらくれしことばいかりをめてよめでなししうとでなし阿伽あか他人たにんいへでなしなんといふとももうはぬぞ
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
その棺の前にはチベット風の純金の燈明台へバタの燈明、ならびに花のある時分には花、それからまた銀の七つの水器には阿伽あかとなうる清水、その他沢山な供養物も供えてある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)