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長治
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ながはる
ふりがな文庫
“
長治
(
ながはる
)” の例文
この小さい一山城に、別所
長治
(
ながはる
)
、
長定
(
ながさだ
)
の兄弟とその一族がたて籠って、こう長期に頑張り得ようとは誰にも予測できないことであった。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
羽生
(
はにゅう
)
某の記する所に
拠
(
よ
)
るに元義は岡山藩中老池田
勘解由
(
かげゆ
)
の
臣
(
しん
)
平尾新兵衛
長治
(
ながはる
)
の子、壮年にして沖津氏の
厄介人
(
やっかいにん
)
(家の子)となりて沖津新吉直義(退去の際元義と改む)と名のりまた源猫彦と号したり。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
降使、宇野卯右衛門が、
長治
(
ながはる
)
以下、三名の首を献じて、三木城内にある数千の助命を仰いだ日、秀吉側からは、浅野弥兵衛が応接に出た。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
三木城の別所
長治
(
ながはる
)
の手勢にちがいないものが約三百名、北方二里ほど先のご領外まで潜行しており、あの辺の林や山に潜んで
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
志方
(
しがた
)
の城主櫛橋左京は、幸いにもそれがしの家の
姻戚
(
いんせき
)
、これは必ずお味方へ引き入れます。ひとり三木城の別所
長治
(
ながはる
)
は、頑として
降
(
くだ
)
りますまい。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
は、小三郎
長治
(
ながはる
)
の
辞世
(
じせい
)
であった。また、まだうら若い彼の妻が
詠
(
よ
)
み
遺
(
のこ
)
した一首には
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“長治”の意味
《固有名詞》
日本の元号の一つ。康和の後、嘉承の前。1104年2月10日から1106年4月9日までの期間のこと。
(出典:Wiktionary)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
治
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“長”で始まる語句
長
長閑
長襦袢
長押
長火鉢
長椅子
長刀
長柄
長靴
長持