“羽生”の読み方と例文
読み方割合
はにゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
埼玉県の加須かぞ羽生はにゅうの「青縞あおしま」も名がありましたが、あいを生命としている縞物しまものだけに、本藍ほんあいから離れたことは大きな引目ひけめといえましょう。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
大宮を一本道に熊谷くまがやへ出て右に忍まで行くほうがずっと近いことを知っていましたが、右門はわざと反対に久喜から羽生はにゅうへ回り道をいたしました。
今度月給十一円でいよいよ羽生はにゅう在の弥勒みろくの小学校に出ることになったのは、まったく郁治の父親の尽力じんりょくの結果である。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)