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鋒尖
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ほこさき
ふりがな文庫
“
鋒尖
(
ほこさき
)” の例文
世を
詛
(
のろ
)
い
剰
(
あま
)
って、意地悪く吐出す罵倒や
嘲笑
(
ちょうしょう
)
の
鋒尖
(
ほこさき
)
を彼女は全身に刺し込まれても、ただ情無く我慢するだけ、苦鳴の声さえ聞取られるのに憶している。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
一団の先頭には騎馬に
跨
(
またが
)
った反絵が立った。その後からは、
盾
(
たて
)
の上で輝いた数百本の
鋒尖
(
ほこさき
)
を従えた卑弥呼が、六人の兵士に
担
(
かつ
)
がれた乗物に乗って出陣した。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
それ
故
(
ゆえ
)
に、昇の
戯
(
ざれ
)
ばみも
鋒尖
(
ほこさき
)
が鈍ッて、大抵は、
泣眠入
(
なきねい
)
るように、眠入ッてしまう。こうまで昇を冷遇する。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
鋒
漢検準1級
部首:⾦
15画
尖
漢検準1級
部首:⼩
6画
“鋒”で始まる語句
鋒
鋒先
鋒鋩
鋒芒
鋒杉
鋒鉾
鋒矢
鋒鏑
鋒子先
鋒止先