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銘葉
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めいよう
ふりがな文庫
“
銘葉
(
めいよう
)” の例文
「これだ、これだ。洛陽の
銘葉
(
めいよう
)
に違いない。さだめし良師がおよろこびになるだろう」と、いった。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
某国産の
銘葉
(
めいよう
)
を得て、わずかに一、二管を試みたる後には、以前のものはこれを吸うべからざるのみならず、かたわらにこれを
薫
(
くん
)
ずる者あれば、その臭気を
嗅
(
か
)
ぐにも堪えず。
教育の目的
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
だから「諸国
銘葉
(
めいよう
)
」の柿色の
暖簾
(
のれん
)
、「
本黄楊
(
ほんつげ
)
」の黄いろい
櫛形
(
くしがた
)
の
招牌
(
かんばん
)
、「
駕籠
(
かご
)
」の
掛行燈
(
かけあんどう
)
、「
卜筮
(
ぼくぜい
)
」の
算木
(
さんぎ
)
の旗、——そういうものが、無意味な一列を作って、ただ雑然と彼の眼底を通りすぎた。
戯作三昧
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
男が、首からはずした胴乱を見ると、箱の左右に「諸国
銘葉
(
めいよう
)
」とし。前には「目ざまし」とだけ記して、その下の草という字のかわりには、たばこの葉が一枚
朱漆
(
あかうるし
)
で書いてあります。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
銘
常用漢字
中学
部首:⾦
14画
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“銘”で始まる語句
銘仙
銘
銘々
銘酒
銘撰
銘刀
銘記
銘文
銘酒屋
銘〻