銀製ぎんせい)” の例文
二人ふたりは、このみなとがって、ぶらぶらとあるいていました。すると、しろいひげをはやしたおじいさんが、いしこしをかけて、銀製ぎんせいのオルゴールをって、まえとおひとをぼんやりとながめていました。
汽船の中の父と子 (新字新仮名) / 小川未明(著)